抗うつ剤パキシル

Yahooニュースより

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070628-00000007-mai-soci

 抗うつ剤パキシル」(一般名・塩酸パロキセチン水和物)の副作用が疑われる自殺者が05、06年度と2年連続で2ケタに増えたことが厚生労働省などの調べで分かった。パキシルうつ病パニック障害などに有効だが、若い人を中心に自殺行動を高めるケースがあり、添付文書にはすでに警告や注意が明記されている。厚労省は医療関係者に「患者の状態の変化をよく観察し、薬の減量など適切な処置を」と呼びかけている。

実際身近にいた、というか共に生活していたことがある方も、処方されて服用していたんだけど、パキシルの副作用については、結構前から言われてるはず。口コミってレベルなのかもしれませんが。

このお薬、ある程度の期間を、医師の処方どおりに飲まないと、効果が出ないようで、飲み方とかすごい難しいんじゃないか?と思ったりもした。
当時同居していた方は、結構症状が悪かったりする時期が長かったので、病院とかに行くのもかなりの「頑張り」が必要だったみたい。そういった方が、医師に言われた通りの飲み方を、ある程度の期間続けられるものなのかと、ちょっと疑問だったりします。

かといって一発で良くなるクスリは無いんだろうけど。

「効く・効かない」とか「合う・合わない」ってのは多分個人差が大いにあると思うし、医師の方もいろいろ試行錯誤して処方してくれているのはわかるんだけども、本当に慎重にやって欲しいと思います。

患者さんにとっては、思うようにできないって時もあるだろうし、周りも全てを理解できるわけじゃないし、そんな中で緻密(大げさ?)なスケジュールでクスリを服用しなければならない、ミスると効かなくなる。

最近は、「心の風邪」とか、だんだんとライトな風潮になってきたりする部分もある「うつ」ですが、簡単に病院にいけるようになったのはいい傾向なのかも知れないけど、必要のないクスリで症状が悪化してしまうケースも想定しないといけないのかも知れませんね。

正直、個人的な感想としては、患者さんに「自己責任だから」とは、なかなか言えませんので。